礼儀作法を身につける

🍀空手の魅力🍀

空手といえば武道
武道といえば礼儀作法を身につけられること!ですね✨

武道には「礼で始まり礼に終わる」という言葉があります🥋

簡単に言うと、

🌸ありがとうございます、お願いしますをしっかり言える人間になりましょう!
🌸人に話しかけられたら、きちんと返事ができる人間になりましょう!

ということです💡

え、それだけ?と思うかもしれませんが
挨拶や返事をすることって、習慣として身についていない子にはとっても難しいことなんです🥲

空手は、流派によっては、相手や審判にしっかり返事や挨拶をしないと、どんなに組手や型が強くても、それだけで「礼儀作法がしっかりできていない」という注意や反則で、試合で負ける競技です。

そんな反則、めったにとられないでしょ?と思うかもしれませんが、試合を見ていると、特に小学生中学生はこの反則をとられる選手はとーっても多いです💦

普段の道場ではしっかり挨拶できてる子も、いざ本番になると緊張して声が小さくなって、相手には聞こえなかったり。

反則をとられた本人は自分なりに挨拶してるつもりなので、注意をされてびっくりしています。きっと、緊張して声が小さくなっちゃったり、試合のことに気を取られて余裕がなかったのでしょうね。

でも後で動画で見返すと、たしかにきちんと挨拶ができていません。
「自分なりの挨拶」が他の人から見たら「かっこいい挨拶」になっていなかったことに気づき、反省する良い機会になったりもします。

空手以外の生活だってそういうことありますよね。私は普段は山梨大学で働いているのですが、大学生たちも同じ課題を抱えています。
たとえば大事な受験や就活のシーン。普段はきちんと挨拶できる子なのに、声が小さくなって‥‥。ただ緊張してただけなのに‥‥。

でも現実のワンシーンでは、初対面の相手にはそれだけで「挨拶をきちんとできない子、返事をしない人」と誤解されちゃいます。
それって、とってももったいないですよね。

空手では、
稽古前も稽古中も稽古後も
「お願いします!」
「ありがとうございます!」
を言うシーンがたくさんあります💪

同い年の友達にも、年下の子にも
いばらず、謙虚に、礼儀正しく!
挨拶をしっかりと行うのが武道です🥋

大きな声でカッコよく「お願いします!」が言えていたら、それだけでハナマルです💮👏

礼儀作法を重んじる武道だからこそ
組手が強い、型が美しいと同じ位の重さで
挨拶がしっかりできる!が評価されます💮

もともとの性格や、事情があって声が出ない子もいますが、自分のペースで、そのぶん表情やお辞儀で一生懸命気持ちを伝える練習をします✨挨拶の気持ちは相手に届きますね🍀

稽古の中で、挨拶や返事がしっかりできていないことをたくさん注意される機会がある。
そしてその分、良い返事だね!しっかり挨拶できるようになったね!偉いね!と褒められる機会がたくさんある。

だからこそ、空手の稽古を重ねるうちに、どんなときでも誰が相手でも、しっかりと挨拶と返事をできるようになる。

それが武道を通じて、礼儀作法を身につけるということです🥋

そういった日々を過ごした子は、「さすが空手をやってるだけあるね!」と、いろいろな場面で可愛がられています😄