目標は人それぞれで良い

🍀空手の魅力🍀

前回、「空手道場では何を話さなくても仲間感がある」と書いたのですが

【自分はひとりじゃない】と感じられるのも空手の良いところです✨

初めての方は、空手ってどんなことやるんだろう?とイメージがわかないと思うのですが

しばらく稽古を続けていくと「自分はこの稽古が好きだな、楽しいな」「こんなふうに動けるようになりたいな」というのが道場生ひとりひとりに出てくると思います✨

スタートが一緒でも、それこそ半年後には

型をやりたい道場生
組手をやりたい道場生
試合に出て、勝ちたい道場生
黒帯を目指したい道場生
運動不足を解消していきたい道場生

いろいろな気持ちが出てくると思います💐

どんな目標をもって
どんな気持ちで空手の稽古に行くのか?
それは道場生ひとりひとりが決めることで、自由です🍀

私達は、空手という武道ができることの可能性を信じていて、自分たちが考える理想の武道の姿を追求できる場所を作りたくて、空手道場 風林館を立ち上げました🌱

私達の思う理想の武道、カッコイイ武道は、

道場生ひとりひとりが、空手を通じて、自分の目標や願いを実現していけること。
幅広い年代の仲間達が、それを応援しあい、道場生にとっても道場が居場所になること。

ですから、みなさんがこれから何に興味を持っていくのか、私たちも楽しみにしています😄

成長と共に興味関心も変わっていきます✨
「組手が大嫌い!」と公言していた人が組手の試合に挑戦する意欲がでたり、「型は苦手!」と公言していた子が「最近は型のほうが楽しいんだよね」と教えてくれたりもします。

みなさんも、自分の心に向き合って、やりたいことや挑戦したいことが見つかったら、ぜひ遠慮なく伝えてください🌸私達はそれを全力で応援します😊

こんなにも幅広く、みんなが違う目標を持っていていいんだよ、と言いきれるスポーツは空手以外無いんじゃないかなと思います。型と組手という二つの競技があるからゆえの柔軟性だと思います💡

そして、細かい目標がみんな違っていたとしても、だからといって道場生たちがバラバラの方向を向いているのではなく、「武道を追求する」という大きな目標は一緒ですから、稽古の時間はみんなで一緒に稽古します🌱

やることはたくさんあり、どの稽古も大切な稽古ですが、稽古内容は、その日集まった道場生たちの顔を見ながら柔軟に変わっていきます🥋

型の大会に出る道場生がいたら、大会前には「試合型を多めに練習して応援しましょう!💪」
となりますし

組手の大会に出る道場生がいたら、大会前には「組手向けの稽古を増やして応援しましょう!💪」となります

つまり空手をやっていると、道場生たちは稽古の中で、自然と他の道場生を応援する時間があります。

稽古に付き合うこと自体が、自分の稽古でもあり、そして同時に誰かの応援にもなります✨

みんなが付き合ってくれてるから、その時間はさらに真剣に稽古に打ち込めるんですよね😊💡

そういう稽古の雰囲気だからこその「何も話さなくても仲間感!」ですし、「お互いを応援してる感!」の実感がすごく感じられるんだと思います🌻

絆が生まれてくると、「自分は出ない大会だけど仲間が出るから当日は応援に行くね!」という道場生もたくさん出てきます🥋

いつもみんなが応援してくれてるから、今日は自分が応援に行く番だ!✨という気持ちが自然に生まれるんですよね✨

組手の試合は特に、「あーもう限界だ無理だ」って思ったときに、だけど、みんなの全力の声援が耳に届いて…「負けるなー!諦めるなー!」という仲間の声にハッとして、最後の10秒、ラッシュで全力出せた!なんてことがよくあります🌱

結果的な勝敗はどうあれ、それはたしかに自分の心の弱さに打ち勝った瞬間で…。試合中に諦めかけた自分、でもみんなの声が聞こえたこと、そこから奮い立たせて最後まで全力を出したあの瞬間。その10秒を思い出すことが、何度でも振り返って自信の源になったりします🥹

自分は今回、組手の大会には出ないけど、自分が一番、彼の組手の相手として身長や体格、レベル的に良い相手だから、強化稽古に自分も行って、彼の組手の相手してあげよう。ということもお互いに行われています🥋

誰に頼まれたわけでもなく、それをアピールするでもなく、自然に仲間のために協力しあってるシーンがよく見られます…武道家ですね、カッコイイです!✨

道場に来れば共に稽古する仲間がいて、道場生も指導員も、互いのがんばる姿を分かっています!