組手

空手とは、突き(パンチ)と蹴り(キック)で戦う武道です。
競技としては、組手と型に分かれています。

組手ルールも主にふたつのルールに分かれています。
ひとつは、寸止めルールの組手です。寸止めルールの組手では、顔面パンチがあるけれど、実際には技を当てず寸前で止めます。

もうひとつは、フルコンタクトルールの組手です。極真ルールとも呼ばれます。直接相手を攻撃しますが、首から上、顔面へのパンチは禁止です。
また、安全のため、基本的に足、手、ボディ、頭にしっかり防具をつけ、身を守りながら組手を行います。子供は顔全面をおおうガードもつけます。
(希望者は試合に出場し、素手素足で戦うカテゴリーに挑戦もできます)。

那須川天心選手や武尊選手などプロ格闘家を輩出しているのはこちらのルールの道場が多いです。

風林館は、フルコンタクト空手ルールで組手を行う道場です。

普段の稽古では、相手に技はあてますが、力をできるだけ抜いて、怪我の無いよう、痛くないように組手の稽古を行います。

仲間を怪我さるないよう、「自分の技の威力をよく理解し、手加減や力加減をしっかり学んでいくこと」や、「攻撃や防御のやりとりのなかでも冷静な自分でいられること」も、空手で学ぶべき大事なことのひとつです。

「大会に出て活躍したい」という道場生には、段階を踏んで、組手の強度をあげていきます。

フルコンタクト空手の大会の中には、オープントーナメントとして他流派の参加者を募集している大会がいくつもあります。たとえば
JFKO(全日本フルコンタクト空手道連盟)
JKJO(全日本空手審判機構)カラテ甲子園
新極真会(全世界空手道連盟新極真会)カラテドリームフェスティバルなどです。

上にあげた3団体は参加道場数や人数が多く、カテゴリーがとても細かく分かれていることが魅力です。新人戦や上級戦、女性や壮年のカテゴリーも充実しており、無理の無いカテゴリーにエントリーすることができるため、参加しやすいと考えています。

また、年に何回も試合出場のチャンスがあり、組手をやりたい選手が経験を得ていくためにとても良い環境だと考えます。

風林館道場は、各種団体と友好的に交流していき、みなさんの大会への出場意欲や、年齢性別、組手レベルを考えながら、適切な大会の出場許可を得ていく予定です。