風林館では、空手を単なるスポーツや格闘技ではなく、日本の伝統文化である「武道」として大切にしています。
空手の技術を身につけることはもちろんですが、私たちが本当に大切にしているのは、その稽古を通じて子供達の心と体を、強くたくましく育てることです。
挨拶をすること。
相手を思いやること。
苦しいことから逃げずに向き合うこと。
自分で考え、すすんで行動すること。
空手の稽古の中で養われるこうした力は、道場の中だけではなく、学校生活、人間関係、受験、将来の仕事など、人生のさまざまな場面で、自分自身を支える大きな力になると考えています。
風林館が大切にする5つの心
道場では、「道場訓」として、子供達に5つの大切な心を伝えています。
道場訓とは、空手においても人生においても大切にしてほしいことを、子供にもわかるような言葉であらわしたものです。
一、礼儀正しく振る舞うこと
二、弱い心に負けぬこと
三、空手を喧嘩に使わぬこと
四、自ら進んで動くこと
五、くじけず稽古を続けること
「礼儀正しく振る舞うこと」にこめた願い
空手は「礼に始まり礼に終わる」武道です。
風林館では、空手の稽古を通じて、礼儀作法を身につけることを特に大切に考えています。
目を見て、しっかりと挨拶をすること。
相手の話をしっかりと聞くこと。
丁寧な返事をすること。
立ち方、座り方など、振る舞い方。
一つ一つは小さなことですが、人との関わりの中では、大きな意味をもつことです。
礼儀作法や立ち居振る舞いは、一朝一夕に身につくものではありませんが、日々の稽古の中で繰り返して練習し、少しずつ自然に身につくことを目指しています。
風林館では、年齢や立場に関係なく、仲間同士が誰もがお互いに敬意をもち、尊重し合える環境づくりを大切にしています。
「弱い心に負けぬこと」にこめた願い
なまけたい、手を抜きたい、苦手なことはやりたくない…
とても分かります。
そういう気持ちと闘いながら人間は生きています。
苦手なことにもまじめに取り組み、努力を続けたその先に手に入れられるものがあると分かっていても…
それでもついつい、弱い心に負けてしまうのが人間でもあります。
だからこそ、空手の稽古では、少し難しいことにも挑戦し、小さな挑戦を積み重ねることを大切にしています。
「今日もがんばって稽古に参加できた」
「できなかったことができるようになった」
「苦手だったことを乗り越えられた」
その経験の積み重ねが、自分の力を信じる根拠となります。
そういう経験があれば、人生で壁にぶつかったときも、「でも、自分はもう少しがんばれる人間だから」と、あと一歩こらえて、壁を乗り越えることができると考えています。
「空手を喧嘩に使わぬこと」にこめた願い
風林館はフルコンタクト空手の道場です。防具をつけますが、突き技も蹴り技も実際に当てて稽古します。
しかし、それはあくまで空手のルールの中で行われる武術です。技は暴力ではなく、技術を磨き合うためのものです。
現代社会では暴力は問答無用で許されません。傷害罪であり犯罪です。
道場のみなさんにも、空手の技を道場の外で、喧嘩で勝つためや、人に言うことを聞かせるために使ってはいけないとお伝えしています。
本当の強さとは、自分の力を理解し、自分自身の感情をコントロールできることだと考えています。
道場のみなさんにも、空手の稽古を通じて相手を傷つけないよう力加減をしたり、自分の感情をコントロールする練習をしていってもらいたいと考えています。
「自ら進んで動くこと」にこめた願い
社会に出た時、大切になる力の一つが、自分で考え、自分から行動する力です。
言われたことだけをする力ではなく、周囲を見て、自分にできることを考えて行動する。
空手で重視される「挨拶」ひとつとっても、相手から声をかけられた挨拶に返事をするのと、自分から先に挨拶をしにいくのでは、相手に伝わる気持ちは違います。
道場では、挨拶や準備、整列、片付けなど、日々の小さな行動を通じて、自分から気づいて動いていく習慣を育てています。
「くじけず稽古を続けること」にこめた願い
何かを続けることは、簡単ではありません。
負けていやになる日。
思うようにできない日。
もうやめたいと思う日。
空手だけではなく、人生の様々な場面で、くじけそうになる瞬間は誰にでもあります。
しかし、継続は力なり、という言う言葉は、本当です。
続けさえすれば、続けたことそのものが、いずれ自分を支え、自分が胸をはれる自信の根拠になります。
「あの時、諦めずに頑張った」
そういう記憶は、人生の困難に直面した時、自分を支える大きな力になります。
自分自身を、自分が信じることができる理由を、空手で手に入れてほしいと願っています。
空手を通して、未来を生きる力を
道場訓には、
礼儀作法
忍耐力
根性
自制心
相手への思いやり
協調性
謙虚さ
主体性
継続力
向上心
自信
精神的な強さ
自己肯定感
など、空手の稽古を通じて、鍛えていってほしいと願っている力が書かれています。
これらは、人生を生き抜く力として、人生のあらゆるシーンで、何度も自分を助けてくれる大切な財産になります。
風林館での経験が、道場生の強い身体と、強く優しい心を持った人へ、成長していく手助けとなったら嬉しいな、と考えています。
武道としての空手の魅力










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武道精神を重んじ、武道教育として空手を捉えたときの空手の魅力を、あらためて言語化してみました🍀
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入門後は、道場生限定ブログでも、技術向上のために役立つたくさんのヒントや、空手論などを、丁寧にお伝えしています☺️