前屈立ち

前屈立ち(ぜんくつだち)

移動稽古や型稽古で何度も出てくる基本的な立ち方です。

ミットを持つときにも前屈立ちで足をふんばれば、強い技を受けてもしっかり耐えることができます💡

上達のヒント

・足は左右↔に肩幅、前後↕に肩幅の2倍ひらきましょう。

・胸を張り、上半身はピンとまっすぐ背筋を伸ばしましょう。

・前足は深く曲げます。自分から見たとき、自分の前足の膝によって、自分の前足の爪が見えなくなるまで曲げましょう。

・後ろ足のかかとは浮かさず、床につけましょう。

・後ろ足のつまさきを斜め45度の角度に向けましょう。

・後ろ足の膝は曲がらないように、まっすぐ伸ばしましょう。

意識しても、どうしても「後ろ足の膝が伸びない」、「かかとが床につかずに浮いてしまう」、という方もいらっしゃるかと思います。足首やふくらはぎ、股関節が硬いことが原因ですので、焦らず少しずつ、柔軟していきましょう。

今日明日すぐにいきなり柔らかくなったりしませんが、稽古を続けながら少しずつ柔らかくなっていくことを目指し、焦らず続けていきましょう。1週間に1mmずつでも柔らかくなれば、1年で50mm、2年で100mm以上柔らかくなります🍀

足の筋肉の柔軟性は、腰痛、膝痛、股関節痛、アキレス腱断裂を防ぐためにも大切です🌸